残雪の苗場山死ぬかと
4回目ブログ。
5月27日。いつもの登山メンバーで苗場山に行ってきた。
行ってきたのは苗場山。長野県栄村の小赤沢コースを選んだ。
今回の登山は、反省の登山。
登る山のことを何も調べなかった。行きの車の中でコースを探したくらい。
誰も真似しないで。どんな低山でもちゃんと下準備をしっかりするように!
苗場山は山頂に湿原が広がるのぺ~とした山。
こんな景色が広がると思ってました↓↓
実際登山口を登り始めたらこう↓↓標高1300メートルくらい
雪積もってます。ガスってます。
想定外です、事前準備不足でアイゼンなしです。
ここで一番困ったのは、コースを見失ってしまったこと。
ガスで視界が10メートルくらいまでしか効かない。
赤いペンキを見つけても、次の印が見当たらない。
ここで間違ったのは、せっかく来たからと引き戻さなかったこと。
あっちかな。こっちかな
それぞれの姿が確認できる範囲で広がり歩いて赤ペンキを探す。
そして見つけた足跡。
これは多分、熊だ。
20cmくらいの丸い足跡。
これは熊。絶対熊でしょ。
想定以上の雪。視界最悪のガス。真っ白な中で迷子、そして熊の足跡。恐怖を感じる。
しかしせっかく来たからと引き返すわけにはいかない。
そして見つけた足跡。
坂の上に向かう登山者の足跡。一人だけで歩いてるみたい。
恐怖の中で見つけた一縷の希望というやつ。
足跡を辿ります↓↓
彷徨うこと約40分。
やっと見つけた赤ペンキ
\(^o^)/
やっと本ルートに戻る事ができた。
この助けてもらった足跡。
先行した登山者はどうやって本ルートに戻ったのか。
今でも謎。おそらくこの人も迷子だったはずなのに。
やっと周りの景色を見る余裕が出てきた↓↓
写真ないけど急登が始まる。
山頂に一直線で向かう。急だ。足を滑らせたら下まで落ちる。
緊張しっぱなしの1時間だった。
急登を登り終えると。
目の前に広がる大雪原
きっと今は目的にしてたこの景色の3メートルくらい高い雪の上を歩いている
のんびり~と広がる大雪原。ゼロ景色。
何も視界に入らないから、考え事が捗った。
そして突然現れた山小屋
リサーチ不足でも登頂できましたね。
登山口からずーと白かった景色が
山頂で休んでいるところ青空が出てくれてちょい喜び
下りは自分の目の前で他の人が、過酷な急登で100メートルくらい滑落。
何にもぶつからず滑っただけで止まれたので本当良かった。
なんとか2時間くらいで下山しおえて全員無事でお疲れ様です。
最期に一般的な温泉の23倍鉄分が含まれているという
小赤沢温泉に入って。
なんだかんだ楽しかった登山でした。
次は6月に富士山でもリサーチ不足で登りに行きますよ^^